西澤さんとしゃべっている気分を味わいましょう!
2009-05-25


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飛行服の匂いまで妄想してしまうママなので、当然、他のこともいろいろ妄想して楽しんでいます。

今日はそんなママ妄想をまたまたお裾分け♪

「西澤さんって、どんな声でどんな話し方していたのかなあ〜?(^。^)」

いままで読んだ手記類で、西澤さんの声が高かったとか低かったとか、そういった類の証言には接しておりません。

西澤さんが発したらしいセリフはいくつも読んでいますが、これらが正確に西澤さんが言ったままを書いたのかどうか、それもわかりません。西澤さんがそのことばを発してから手記が書かれるまでに、時間もずいぶん経っているし、口調やニュアンスはたぶん、書き手の主観が大きく混ざった言い回しになっていると思います。

ママが把握している一番”しゃべりたてホヤホヤ”の西澤さんのセリフは、251空の大野竹好中尉の日記に書かれている西澤さんのことばです。
大野さんがどんなペースで日記をつけていたのかまでは把握していませんが、おそらく夜、自由時間、私室で、その日あった出来事などをまとめてノートにつけていたのではないかと思われます。

18年5月14日オロ湾進攻時の日記。
全機がラバウルに帰着したのが1320、その後西澤さんを含む下士官搭乗員たちが搭乗員室で交わした会話を大野中尉は書きとめています。「今日の初陣」と書いているので、間違いなく大野中尉はこれを14日中に書いたと断言できます。
何時頃書いたかまではわかりませんが、就寝2100と仮定しても、西澤さんがこのセリフを発してから大野さんが書くまで長くても7時間ほど。

大野さんの記憶に、西澤さんの発言はまだ鮮明に残っている時間でしょう。

この際、前後の脈絡はまったく無視して、西澤さんがいったいどんなふうにしゃべったのか、それだけ記します(会話の相手は下士官兵の搭乗員たちです)。

「速いから逃げられたってなぁ言い訳にはならないぜ。地上に固定している高角砲だって時速400ノットの飛行機を撃墜できるんだ。要するにやり方さ。戦争のしっぷりさ」
「ガダルカナルで自爆された笹井中尉なんか、80機以上も撃墜しておられるからな。それに比べりゃ俺なんかお話にならん。しかし、あんまり落とそう落とそうと焦るのは一番よくないよ。落とそうと思ったときが落とされる隙のできたときだ」

↑西澤廣義上飛曹のありがた〜いお言葉です。みなさん、心して聞くように。

それにしても長野県人の西澤さんが「・・・・ぜ」ってのがちょっとびっくりですが(^_^;)?
なんか、当時、251空下士官搭乗員たちに江戸っ子ことばみたいなのが流行っていたようなんですよね〜。大野中尉はその理由も日記に書いておられます。

みなさんにも西澤さんの”しゃべり”をもっと身近に妄想していただくために、もう一つご用意いたしました。

「西澤さんのしゃべりの特徴」!!

西澤さんをこよなく愛する吉田一報道班員の証言。
「舌足らずみたいな甘ったるい話し方をする・・・・」
戦闘303時代の部下で、西澤さんを畏敬する安部正治飛長の証言。
「やや巻き舌でしゃべる人」

表現は違いますが、おそらくお二人は同じようなことを言われているのだと思います。
年長の友人から見たら「甘ったるいしゃべり方」に聞こえても、部下の立場だとヤ○ザみたいな「巻き舌」に聞こえたと・・・・(^_^;)

というわけで、西澤さんを愛するみなさんは、舌足らずの甘ったるい感じであの大野中尉の記した西澤発言を妄想してみては?

西澤さん、怖い、って方は巻き舌風で再現してみてはどうでしょうか?
[海軍]

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