作者のおじいちゃん(故人)が零戦搭乗員だったらしく、生前のおじいちゃんに聞いた話が元になっているようです。
昨日、あれから全部読んだんですけどね。
一部「?」なところはあったんですが、あの大ヒット小説より、わたしはこっちの方がグサグサきた感じ。
あの大ヒット小説に欠けていたものが、こっちにはちりばめられていたからかな。
同期生との絆というか、戦友愛というか。
作者は必死で軽く軽くしようとしているのかなーと感じましたが、描いている内容は重いです。
やはり、最後、いま自分が生きていること、さらには自分の娘がこの世に生まれてきたことが奇跡に近いことであったということを作者が感じられて終わったところがよかったかな。
わたしは身内に軍人はいませんが、やはり先祖のうち誰か一人でも欠けていたら生れて来なかったでしょうしね・・・・。
紹介しておいて最後にこんなことを書くのもなんですが、もしかしたらすでに入手困難かもです。
昨日、大阪で大手の書店に行ったのですが、店頭にはなく、取り寄せもできないと言われました。系列書店の在庫を探してくれてやっと1か所あって、そこで取り置きしてもらって買いに行きました。
でも、興味のある方はチャレンジしてみてください。書店の店頭にあれば入手できるかも。
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