16年12月7日 加賀飛行甲板にて
2015-10-01


島田直さんのところにあった写真です。


禺画像]


見た瞬間は何の写真かわかりませんでした。

帰りのバスの中で、パソコンを出してお顔を拡大して見ていて、加賀じゃないのかと気づきました。

どうして加賀だと気づいたかというと・・・・。

拡大して見ていて、同期の平山繁樹さんと黒木勇三郎さんが写っているのに気づいたからです。
自分で書いたことをすっかり忘れていたのですが、以前に「真珠湾に参加した9期生」ってテーマでちょこっと書いていますね。

真珠湾時の行動調書にお名前はないけれど、加賀の1月の行動調書に平山さんと島田直さんのお名前があるので、真珠湾に行っているんじゃないかって自分で書いています(-_-;)

ブログ内検索してこの記事を見て、
「この写真は加賀だ!」
と気づきました。あー情けない(T_T)


ほんで、みんな、この写真、見たことないんじゃないかと思って知人の戦史研究家さんたちに高速バスの中からメールしたら、
「『真珠湾攻撃隊 隊員列伝』(吉良敢・吉野泰貴 大日本絵画)に加賀艦攻隊全員集合写真の一部がトリミングされた状態で載っています」
って。(-_-;)

しかし、トリミングされていたので気づかなかったと言い訳してもよかですか。


『真珠湾攻撃隊 隊員列伝』によると、この写真は真珠湾前日16年12月7日の加賀飛行甲板らしいです。
うしろは97三号艦攻。

真珠湾前日、と言われたら、なるほど、みなさん厳しいお顔つきをされているような気がします。




他の戦史研究家さんにも見てもらったのですが、その方は飛行甲板に描かれた矢印に注目され、艦攻が艦首に逆向きに並べられているのを不思議がっておられました。
(この写真に少なくとも3機が同じ向きで写っているように見えます)

そんなところ、全然見てなかったとですよ!( ;∀;)

やっぱ、一人で搭乗員の顔ばっかり見ていてはダメですね。
いろんな専門家が周囲にいらっしゃるので広く見てもらわなければ。



※画像は9期生ご遺族ご提供
ここに出した画像は、島田さんの元写真データを専門家の方が画質調整して見やすくしてくださいました
[乙9期]

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