連休中に連絡をいただいたもうお一人の9期生というのは、偵察の藤原国雄さんです。
藤原さんといえば、2年前だったか3年前だったか、8月末ごろ、藤原さんのことを検索している人がいるのに気付いて、自分でも調べようとしたことがありました。
が、神野正美さんの『台湾沖航空戦』の巻末の編制表でお名前を見つけただけで(表には「偵練」と書いてありますが、9期の藤原さん)、お顔もわからないままいまに至っていました。
連絡をくださったご遺族の方からみて、藤原さんは大叔父に当たるそうです。
ご実家に行かれて写真を探してきてくださいました。
連休のときにも遺影を一枚送っていただいていたのですが、その写真ではピンと来ていませんでした。
が、今日送っていただいた写真を見て、
「あー」
と、すぐに藤原さんがわかりました。
長野出身。偵察。
【東京行軍】
【香取神宮】
水泳写真にも写っています。
1学年時前の分隊、偵察専修生ということで、手元にある写真にはあまり写っていませんでした。
ご遺族の方から送っていただいた写真を・・・・。
階級章ナシ、一種なのでおそらく予科練入隊直後ではないかと。
13年6月。
操偵適性検査(14年5月、6月)の5班集合写真。
この写真に関してはまた後ほど・・・・。
同じ操偵適性検査時の個人写真だと思われます。
そして、操偵適性検査前分隊の集合写真。
9期の卒業アルバムにも印刷状態で掲載されているのですが、よくよく見るとビミョーに違います。
大体の立ち位置は同じですが、あっちで座っていた人がこっちで立っていたり、あっちで立っていた人がこっちで座っていたり。
藤原さんの階級章は見えないのですが、一緒に写っている人が2等航空兵。ペンネントは不鮮明でわかりません。
一緒に写っている人は偵察の人かな? ちょっとどなたかわからないです。
艦務実習ですね。
15年3月〜4月。
ペンネントは「大日本軍艦山城」。坂田さんと一緒です。
背景がいかにも南方っぽいので、途中でどこかに上陸したときのものでしょうか。
かれらはこのときの実習で支那事変従軍記章をもらっています。
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