飛練16期(乙10期)をこの形で出したので、飛練10期(乙9期)もこの形で出しておこうと思います。
飛練10期は最初に機種わけしたあとで、転科者を多く出しています。
これは最初の機種わけということで。
飛練10期艦爆専修生10名は宇佐で艦爆の操縦訓練をやった後、全員がのちに他機種に転科しています。
阿部健市さん
→戦闘機
戦後生存
井原大三さん
→戦闘機
17年8月26日 2空 ブナ
遠藤桝秋さん
→戦闘機
18年6月7日 251空 ルッセル島
大石芳男さん
→戦闘機
20年5月4日 205空 神風特別攻撃隊第十七大義隊 宮古島南方海域
大西要四三さん
→戦闘機
17年7月20日 千歳空 ラエ―ラバウル悪天候
中野鈔さん
→戦闘機
17年8月26日 台南空 ニューギニア
西山昇さん
→中攻
17年11月11日 705空 ソロモン
松本佐市さん
戦後生存
森田守さん
→戦闘機
19年6月19日 601空 マリアナ沖
山下栄松さん
戦後生存
上は五十音順のつもりです。
宇佐時代の成績順も残っているんですけどね。ちなみに1番は森田守さんです。
宇佐空の資料によると戦闘機への転科教育は出水でやったそうです。
と、と、ところがですね(^^;)
井原さんの履歴によると、飛練卒業後の16年10月30日付で「佐世保海軍航空隊附を命ず」なんですよ。翌年2月5日まで。
「出水」なんてひとことも出てきません。
おかしいな、と思っていたのですが、もしかして当時は佐世保海軍航空隊・出水分遣隊なのか?(^^;)
大石さんの「おもいで」に阿部さんが、
「筑波空では一時同ペアで共に励んだ後、宇佐空延長教育同期十名と五か月間続いて、出水空講習員へ三か月、君との交際は長い」
と書いています。
遠藤さんへの「おもいで」にも阿部さんは、
「予科練、延長教育、講習員と戦地へ出発するまで一緒だった」
と書いているので遠藤さんも出水なんでしょう。
大石さん、遠藤さん、阿部さんは転科教育は「出水」と。
宇佐の資料にも飛練10期艦爆操縦専修生は「自16.6.1 至16.10.30
セコメントをする