582空には艦爆隊もあって、そちらにも乙10期生がいます。
偵察員もいて、その方たちをまだ把握できていないので今日は戦闘機隊だけ。
伊藤勲さん
17年11月12日
香川
上松直さん
17年12月7日
鹿児島
「小男のくせして、向こう気が強く勇ましい奴だった。マンガが得意で、よく書いていた。なかなか上手だ」
「貴様が話の中に入ってくると、プンプンと煙草の臭いをさせていたね。三年生頃から俺も吸い始めたので、その後はわからなかったが。
卒業アルバムのマンガ、上手だ。おもしろい」
「背が低く、がっちりした体格、顔は丸く、太った感じ、目は鋭く輝き、何者をも恐れない顔付をしていた」
森岡辰男さん
18年2月1日
愛媛
「福禄寿のあだ名で呼ばれたお前の顔。いつでも思い出すことができる。温和な性格で、三歩までは相手に譲るがここ一番となると、一歩も退かぬ芯の強さがあったが、いつも温和な面だけで接してくれたので、お前が仲間に入ると和やかな暖かい雰囲気になったのを忘れない。戦地でも部下に慕われながら、一歩も退かぬ不負魂で奮戦したことだろう」
古本克己さん
18年6月16日
熊本
「入隊当時から大の甘党だったね。ミソッ歯にこりず、外出ごとに、チョコレートに親しんでいた。大分空で共に戦闘機専修。一緒のテーブルだった。ラバウルでも顔合はせたが、残念ながら最後の模様はつかんでいません」
福森大三さん
18年6月16日
岡山
ここまで582空・ソロモン方面での戦死です。
竹内通さん
23年 病死
愛媛
「十五班は小野寺教員も小さかったが、貴様をはじめ、伍長の清水、前田、木村、太田と小柄な男が多かった。
愛媛県の〇〇郡といえば、海軍では、人を殺傷する代表と言われていたが、貴様からは想像もできなかった。浅黒い顔、ニキビを気にした、かわいい少年だった」
※〇〇はわたし編集
堀光雄さん
18年1月7日 被弾落下傘降下負傷内地送還
戦後生存
岐阜
今回わたしが何を言いたいかというとですねー(;^ω^)
古本克己さんのことです。
古本克己さんは582空戦闘機隊分隊士だった角田和男さんの手記にも登場しています。
長野喜一兵曹、山本留蔵兵曹、古本さんの3人を好きになってしまった慰安婦のおねえさん3人が脱走して来た話。→詳細は『修羅の翼』
古本さんは、わたし、リニューアル前の雄翔館で、郷里の家族に宛てた手紙も読んでいるんで、ひそかに”知っている人”のように感じていました。
お顔が見たいなーってずっと思っていました。
見つけました!
『日本海軍戦闘機隊』【戦歴と航空隊史話】の238ページの「第582航空隊」の項。
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