20年3月19日の343空の初陣で戦闘301飛行隊長の菅野直大尉が顔面にヤケドを負ったのは有名な話。
落下傘降下した地で、米兵に間違われてあわや!という事態にまでなったとか?
ホリブンも自分の手記の中で、無事帰隊後、白い塗り薬を顔に塗ってみんなの前に現われた菅野さんのことを、
『「隊長、随分色白のハンサムボーイになりましたよ」
などと部下にからかわれていた』
と書いています。
さて、この”ヤケド”。
菅野さんファンなら、
「その後どうなったのだろう?」
と気になっている方は多いのではないかと思います。
菅野さんの写真は『最後の撃墜王』(光人社 碇義朗)の中に何枚か出ていますが、よくよく見ると、3月19日の空戦以降とハッキリわかる写真って、意外とないんですよねえ。
ママが知っているのは、去年、『航空ファン』に掲載された、大村基地の指揮所?で寝転んでカメラを見返っている菅野さんの写真、あれ1枚だけです。
でも、あの『航空ファン』の写真では、ヤケドの痕はわからないです。
で、先日、会合のときに、
「じゃあ、直接ご存じのはずのK上飛曹に聞いてみよう!」
ということになり、わたし以外の女性数名が、K上飛曹にこの質問をぶつけていました。
(ママは質問はしていないけど、K上飛曹が答えているときにはその場にいた)
K上飛曹によると、菅野さんの顔面のヤケドはそれほど重傷ではなかったらしく、のちにはほとんどわからないぐらいになっていたそうです。
例の白い塗り薬が効いたんでしょうか。
ホリブンが手記に書いているぐらいなので、当時はみなさんご存じのことだったのでしょうが、いまでは菅野さんの「色白のイケメン姿」を知っているのはK上飛曹だけなんだそうです。
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