ママは最近はお酒、一滴も飲みません。
宴会に行ってもひたすらウーロン茶を飲んでいます。
でも、なぜか、宴席に出ると、軽く酩酊状態。記憶力まで酩酊状態。
誰と何を話したか、よく憶えていません。
なので、搭乗員さんから聞いた話はなるべく時間が経たないうちにメモするようにしているのですが、若い人と話した話はまずメモをとっていません→忘れていること多々(^_^;)
先日も、初めて参加された若い人に、
「オススメの本、ありませんか?」
と聞かれたのですが(聞かれたことは憶えている)、何と答えたのか、まったく憶えていません。
昨日の夜も暑くてなかなか眠れず、このことをつらつら考えていました。
聞かれた「オススメ本」はたぶん、戦闘機隊関係の本のことだったような気もするのですが、戦闘機だ何だ関係なしで、とってもオススメな本があったことを思い出しました。
神野正美さんの『空母瑞鶴』、『梓特別攻撃隊』、『台湾沖航空戦』。
個人的にお世話になっているとか何とかは関係なしで、本当にオススメです。
日米双方の資料に当たるだけではなく、作戦に参加した人、またはその家族・知人等関係者にも丹念な調査をされています。
一つの出来事に多方面からアプローチして行く手法は、自分が何だがその場にいるような錯覚さえ抱かせます。
現にママは、神野さんの本を読むとそのシーンが夢に出てきてしまうんですよ・・・・。
決して声高に「戦争は悲惨だ」「戦争反対」と主張しているわけではないのですが、神野さんが書いているかれらの生き様、死に様を見れば、答えは自ずとわかるはず。
書き手は神野正美さんですが、書かせているのはかれらの死に様をとなりで見てきた人たちの思いであり、いろんなモノを抱いたまま死んでいった人たちの思いなんだろうなあ・・・・と感じます。
「オススメ本は?」と聞かれてちんぷんかんぷんな答えをしたかも知れませんが、コレ↑
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